Gresham Smith

建設

Gresham Smith 社は、1967 年創業の建築設計・エンジニアリング会社です。 航空機、医療、輸送、上下水道インフラと、実にさまざまな業界のクライアントにサービスを提供してきました。 同社はこのように幅広い経験を培ってきただけでなく、自社の作った建物の利用者がどのような体験をしているかを純粋に理解したいというビジョンも持っています。

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課題

施設管理業界は、データに基づくインサイトの発見や建物運用の機会の開拓に関しては、ハイペースで成長しています。 しかし、建物で人間がどのような体験をしているか、たとえば物理的な空間をどう認識しているかや、環境設計が人間の体験に与える良い影響と悪い影響などについては、まだまだ把握できていません。

長い間、こうした領域について信頼できるデータがなかったことから、ストレスや移動パターンなどの人的要因を考慮して物理空間を構築したり、改善したりすることもできませんでした。 しかし最近は、ウェアラブル センサーや生体測定データといったテクノロジーによって、設計の与える影響を理解できる機会が広がっています。

Gresham Smith は Forge でいかに課題を解決したか?

Gresham Smith 社は、人々がどのように空間を使っているかを調査するとともに、人々の心拍数データを基にストレス レベルを追跡することで、設計のインサイトを引き出せるという可能性に気づきました。 この情報には空間特性が含まれるため、データの解析や視覚化を行うためにはデジタル ツイン プラットフォームが必要となります。 そこで同社は、さまざまなオプションを検討しました。

屋外の環境に関しては、オープン ソースのフレームワークを使って構築したプラットフォームが既にありましたが、屋内の建築設計環境には別のソリューションが必要でした。 同社のチームは最終的に、Forge Viewer と Data Visualization API でプロトタイプを開発することにしました。 これらのソリューションを選ぶ上で決め手となったのは、BIM(ビルディング インフォメーション モデリング)に対応していたことと、カスタマイズした建築設計のデジタル ツインを作成できる柔軟性を備えていたことでした。  

チームは、対象の建物と周辺の市街地を示す建築設計モデルを含む概念実証環境を構築しました。 そして 2 つの主要な「ストーリー」データをデジタル ツインに組み込みました。 1 つ目のストーリーは、建物の特定階の天井に取り付けた 4 つのセンサー ノードで収集した、周囲の環境データ(気温、湿度、照明レベルなど)です。 もう 1 つのストーリーは、3 人のボランティアに空間内を移動してもらいながら収集した場所と心拍数のデータです。

チームは Forge Viewer API の Data Visualization エクステンションを使用して、空間全体の環境データが分かるヒート マップを作成しました。 さらに移動を示すスプライトを作成して、空間内を移動するボランティアの動きを「アリの足跡」のように表示するとともに、関連するストレス レベルも分かるようにしました。 チームは Data Visualization エクステンションで移動データを組み合わせて、人々が空間内でどのように動くかを視覚化したリアルタイム データと履歴データを生成しました。 さらに環境要因と外部要因のデータを関連付けて、これらが空間の体験全体にどのような影響を与えるかを理解できるようにしました。

Forge による主な成果:

  • デジタル ツインの作成が容易に
  • モデルのカスタマイズ レベルが向上
  • 行動をリアルタイム データと履歴データで視覚化
Revit

Gresham Smith 社は、アセットと建物使用者の行動や体験がリアルタイムで分かるデータを提供しています

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MOE 社は Forge API を利用して、地球にやさしい方法で建物を設計・建設できるようにサポートする視覚化ツールを開発しました。